14KGFラピスラズリとオニキスのフォークリング 〜瑠璃と漆黒
瑠璃と漆黒

¥4,900(内税)

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瑠璃と漆黒/Lazuli color and true jet black

ころん、とまん丸のラピスラズリと、
ブラックオニキスが衛星のようにセッティングされたモードなリング。

11号くらいの幅に開いてお送りしますが、
幅をグッと調整することで9〜18号くらいまでの指にお使い可能です。

太古から青の顔料としても重宝されてきた瑠璃色の石、ラピスラズリと、
美しく深い黒を持つオニキスが指の甲にぽつんぽつんと乗り、
大人可愛いリングです。

色々な指にお試しでき、ラピスラズリとオニキスの向きを変えることで、
さらにコーデに幅を加えていただけます。

天然石 約10mm
リング部分 14KGF

■【オマケコラム】ラピスラズリ〜古くからの宝物、天空の破片
石言葉 幸福 幸運 神格 護符 保護 12月の誕生石

ラピスラズリ (lapis lazuli) は、方ソーダ石グループの青金石(ラズライト)を主成分として、同グループの方ソーダ石・藍方石・黝方石など複数の鉱物が加わった複雑な固溶体の半貴石です。和名では瑠璃(るり)。深い青色から藍色の宝石で、粒により黄鉄鉱の粒を含むことから夜空の様な輝き、と言われます。
装飾などに古くから用いられていたとギルガメシュ叙事詩や出エジプト記に記述があります。
アフガニスタンのラピスラズリ古代鉱山は紀元前数千年前から採掘が始まり、今でも産出があります。
人々がその美しさを讃え、大陸を海を渡り運び、受け継いできたからこそ今この美しさを私たちも手に取ることがでると思うと、鉱物としての美しさと、歴史としての人々の石への思いを受け継いだような、静謐な気持ちにさせられます。
ツタンカーメン王の埋葬品、正倉院の紺玉帯、中尊寺金色堂の留め金具、メディチ家の紋章、ルイ14世の所持品などに貴重な装飾品として利用されています。
深いブルーを讃えるラピスラズリは、古代エジプトでは天空と冥界の神オシリスの石とされ、古代ローマではプリニウス記に「天空の破片」と称えられました。
この鉱物の美しさと気品は高価な顔料や装飾品としてシルクロードを渡り、時には金ほどの価格で取引されました。
ヴァン・ゴッホはラピスラズリの粉末と亜鉛イエローを混ぜ合わせて夜明けと糸杉を大胆にそして静謐に表現し、あの『星月夜』を描いたと言われます。
絵画では他にもフェルメールの『真珠の耳飾りの少女』や国宝、尾形光琳『燕子花図屏風』の花の色にも用いられています。絵画では聖母アヴェ・マリアが描かれるときも、その青い衣服の色のために必ず用いられました。

■オニキスについて
内なる美しさ 忍耐 統制 理性
六方晶系で硬度7、カルセドニーの一種。石英、玉髄が、火成岩あるいは堆積岩の空洞中に層状に沈殿してできた鉱物の変種のうち黒色のもの。由来はギリシャ語で’爪’。女神ヴィーナスの爪がインダス川に落ちてオニキスになったという伝説があります。旧約聖書出エジプト記に9種の宝石、エポデの肩当てや大司教の胸当てとして登場します。
イギリスのヴィクトリア女王が黒いジェットを身に付けた時に、その上品さ、女性らしさが人気を呼び、黒いアクセサリーがヨーロッパで流行しました。
オニキスはジェットより流通が多いため、最近ではショール(ブラックトルマリン)やジェット(化石化木)に変わりブラックオニキスがよく用いられます。