Helli/ヘリ
【 Memories 】
一粒で、全身をシックにおまとめ。素晴らしい存在感です!
孔雀の名前をもつ美しいストーン、
マラカイトの驚くべきの縞模様の美しさを讃えて、
アレルギーに安心なサージカルステンレスのチェーンにお仕立てしました。
とても贅沢な雰囲気です!
ストーンは取り外し可能。チェーンだけでもお洒落です。
太古から人々を惹きつけてやまないマラカイトの色彩は、太古から有力者を惹きつけ、さらにその色は紀元前何千年も前から貴重な染料として使用されています。
顔料としては、合成顔料が取って代わった現在でも、未だに日本画の水彩などの絶妙な表現に選ばれ使われています。
日本画を代表する作品、尾形光琳の燕子花図屏風もマラカイトによって描かれています。
【 Memories 】は忘れかけていた様々な記憶を呼び覚ます、個性豊かな表情を持つストーンを用いたシリーズです。
秋冬のスタイルのアクセントに。シックなカラーに合わせて。
シンプルなセッティングで、ストーンとの贅沢な時間を存分に味わってください。
サージカルステンレス 42cmネックレス
石 約20mm
※梱包資材は時期により予告なく変更する場合がございます。
どのような梱包資材でも、工房スタッフが丁寧にお包みいたします。
■マラカイトについて
石言葉 再会 恋の成就 お守り 回復 強い愛情
孔雀石(くじゃくせき、malachite、マラカイト)は緑色の単斜晶系の鉱物で、もっとも一般的な銅の二次鉱物です。
孔雀石の名は微結晶の集合体の縞模様が孔雀の羽の模様に似ていることに由来します。
マラカイトの語源は、ギリシャ語でマラーキーという植物の葉から。
孔雀石は紀元前2000年ごろのエジプトですでに宝石として利用されており、クレオパトラは顔料(アイシャドウ)に用いたといいます。当時のエジプト人はラピスラズリ(青)や紅玉髄(赤)などと組合せ、特定のシンボルを表す装身具に用いられました。鮮やかなグリーンは粉が顔料に使われることもあり、青丹(あおに)はその古名です。
おうし座の守護石としても崇められます。ロシアのロマノフ王朝時代のツァーが王女のために宮殿にマラカイトで壁を張り巡らした部屋を作らせたというエピソードや、セントペテルブルクの聖イサーク大聖堂の装飾も有名です。
緑色は人類が農耕を始めることにより定住、文明を築くことができたことから、各宗教、文化で豊穣、再生、生命の象徴の色とされますが、肝心の植物の緑は時間が経つと分解され、緑の顔料になりえません。
そのため人々はマラカイトやエメラルドを装飾に利用することで初めて緑を使用することが出来るようになります。
鉱物史、美術史、歴史と切り離せない審美的にも鉱物的にも人類とゆかりの深い重要な天然石です。